豊橋市会議長 大沢 初男様

                                                平成22年2月1日
                                               紘基会 代表 寺本 ひろゆき

豊橋市議会改革に関する申入書

住民にもっとわかりやすい議会にするために

「申し入れ趣旨」

議会は、住民代表の機能を全うするために出来るだけ住民の声を聞く必要があることは当然のことですが、では逆にいま議会で何を審議されているのか知っている豊橋市民が何人いるでしょうか?この数はかなり少ない。
住民は、市政への関心は低いが同時に、議会離れもひどい。この現象は住民一人一人の責任にあるとは言えますが、市政に関心を持つようにどれだけ市をはじめとして議員が住民に働きかけてきたかは問われなければならない。
 住民のニーズに応えるべく地方行政の活性化が叫ばれ、行政・議会改革は待ったなしの昨今です。議会改革が叫ばれる背景には「議会に対する住民の不信」があるのだと思います。その不信はどこから来るのか、といえばその理由の一つに「議会が何をやっているのか分からない」ということにあると思います。
私たち議員は住民との距離を縮めて理解を求める努力にかけているのではないだろうか。平成18年に全国で最初に議会基本条例を制定した「栗山町議会基本条例」には常任委員会、特別委員会等の運営に当たり参考人制度及び公聴会制度を設け議会の討議に町民の専門的又は政策識見を反映させるよう定められています。また全議員のもとに町民に対する議会報告会を年1回開催して、議会の説明責任を果たすとともに町民の意見を聴取して議会運営に活かすことも定めています。
全国の地方議会は改革を進めております。
豊橋議会も一層の開かれた議会になることを願いながら、もっと「わかりやすい議会」を求めて次の4点を申し入れします。
 4点はいずれもこれまで議会を傍聴してくださった方々からの要望です。お金もそれほどかからず実現できる申し入ればかりですので、ぜひ実現できるよう討論されることを切望します。

1、定例会一般質問において一括方式を改め、一問一答方式でも質問できる選択制にすること

豊橋市議会においては、定例会の一般質問方式は、質問する議員がまず質問事項をすべて読み上げ、それに対して担当職員が質問事項に答弁するという一括方式を取っております。この一括方式は傍聴している市民にははなはだ分かりづらい。こういう声を傍聴者の多くの方から聞きます。いま議会では一問一答方式導入が全国的な流れとなっており、近隣市町の豊田、豊川、蒲郡、田原、岡崎、湖西では一問一答方式(あるいは一括方式の選択制)を導入しております。前記市町の議会傍聴者からは『議会がわかりやすい』と好評である、と議会事務局職員が述べております。豊橋市議会も、よりわかりやすい議会にするために一般質問の『一括方式』から『一問一答方式あるいは一括方式の選択制』を導入すべきである。」
2、定例会本会議場においては、現行の行政側答弁席をなくし、答弁者は移動することなくその場で立って答弁できるようにマイクを適宜設置すること

「一議員の質問時間は60分と定められています。答弁の度に中央に据えられたマイクまで歩み寄っていては時間のロスである。また一問一答方式を採用した議員に対して答弁者は何度も出たり入ったりすることになり時間のロスは計り知れない。審議を深めるためにもマイクは適切に設置すべきである。」


3、定例会本会議は土曜日、日曜日を挟んで開催すること

1人でも多くの住民に市政を知ってもらい、理解を求めようとするのならば、住民が参加しやすい日程を設定すべきである。必要とされる土曜日、日曜日は年間8日間に過ぎない。」

4、本会議一般質問をインターネット配信すること

「現在豊川市ではインターネット配信が行なわれている。豊川市の説明によればカメラ設置など初期の設備投資に約700万円かかるが、ランニングコストは年間120万円だそうだ。この方法ならばより多くの市民に議会の様子を知ってもらうことができる。」

     以上


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