私はただいま議題となっております19請願第1号(入札参加申請受け入れに関する請願)について、採択の立場から討論いたします。

 

        国および地方公共団体が行う契約は入札によることが原則であることは会計法29条の31項、地方自治法234条第2項により明文化されております。随意契約は法令の規定によって認められた場合にのみ行うことが出来ますが、本請願にある契約(以下本契約という)が、その規定に当たらないことは明らかであり、速やかに契約に競争性を持たせ、予算の効率化、公平性、透明性を持たせることが必要です。
        本件契約が、豊橋市の委託業務指名業者選定要領に従って行なわれてきたことは承知しております。しかし、随意契約になるという事態になったのであれば、速やかにその事態を回避すべく対応するべきだと考えます。
        豊橋市では、要領において審査会を開くことで入札方法を変えることができることになっております。行政の仕事量を心配するのではなく、あくまでも本市とその住民の利益を優先して対応することを求めます。
        この請願は随意契約であることが分かっているならば、その事態を回避するようもう一度業界に門戸を開き、入札をするようにしてほしいという内容です。予算の効率を計ることを求めるものです。金額の大小に関わらず市がその意識をもって行政に当たることは当然のことです。その当然のことを求めているに過ぎないのです。

 お客さん、利用者の意見より社内ルールを優先するようなものです。こんなことをしていては会社だったら潰れてしまいま
す。住民優先の立場に立つことが大事です。


※結果賛成議員は私一人でした。
                                   
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