平成19年6月議会で寺本ひろゆきが一般質問しました内容について
   賛同した傍聴者が、市の入札のあり方を是正すべきだとして請願書が提出されました。(07.08.28)







入札参加申請受け入れに関する請願書

1 請願の趣旨
本年度6月議会より次のような契約があったことを知りました。
「リサイクルステーション・布類回収業務委託事業(以下本件委託事業という)は平成15年度から岡崎にある回収業者1社(以下甲社とする)が随意契約で請負ってきた。この会社は年間約700回回収するため、豊橋市は契約に基づき1回の引き取りにつき約1万円、年間700万円を支払ってきた。ところが平成18年度後期契約からはもう1社(以下乙社とする)が入札参加し、引き取り料は無料という契約で乙社が落札した。そのため豊橋市は半期で350万円の税金の節約ができた。しかし乙社は今年度の指名業者申請期限を忘れて2週間遅れてしまった。そのため本市は入札資格なしとして甲社と随意契約し、再び700万円払うような契約をした。」という内容でした。そして本件委託事業はこの10月に後期の入札をすることになっているが、それには乙社は参加できず、甲社1社の随意契約になるという。
 もし乙社が入札参加資格登録するように豊橋市が電話1本していたならば、豊橋市は700万円払うことはならなかったでしょう。この件について6月議会での市側の答弁は「一部の人だけに電話をすることは公平さに欠ける」ということでした。しかし、昨年は入札参加資格登録するように乙社に豊橋市は電話をしているではありませんか。ですからその理由は納得できるものではありません。期日までに登録しなかったら1年間入札参加できないという法律があるわけではなく、市の裁量でできるのですから、できうる限り柔軟に対応し市民の利益になるような入札制度に変えるべきではないでしょうか。  
 このままでは本件の契約は甲社との随意契約になることは明らかです。随意契約の見直しがされている今日、このまま契約することのほうに問題があるといえます。

              これは豊橋の住民にとって不利益になることを示しています。

              以上の理由から下記の事項を請願します。

             2 請願項目

          @     随意契約をできうる限り避けるように入札のあり方を見直すこと。

          A     本年度10月に行なわれるリサイクルステーション・布類回収業務委託の入札において再度広く
             公募すること。




         豊橋市
議会議長     村松 千春様

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